ENKAN 生命の流れを観る場所

身体に現れる痛み、心に残る緊張、人との関係の中で起こる違和感、場や土地、物とのあいだに生じる乱れ。そうしたものを、ばらばらの問題としてではなく、ひとつの生命の流れとして観察し、必要な調律を行います。

ENKANが扱うのは、身体だけでも、心だけでも、関係性だけでも、場だけでもありません。身体、心、時間、関係性、場。それらすべてを通して現れている、生命そのものの流れです。

人の不調は、さまざまなつながりの中で生じます。身体の状態、心の動き、生活のリズム、人との関係、住まい、土地、物、場の空気、過去から続く記憶や関係性。それらが重なり合い、痛み、こわばり、疲れ、違和感、不安、緊張、虚しさ、言葉にしにくい生きづらさとして現れることがあります。

ENKANでは、そうした反応を、単に取り除くべき症状として見るのではなく、生命からの知らせとして受け取ります。

どこで流れが滞っているのか。
何との関係に乱れが生じているのか。
どこから整いはじめるのか。

身体・心・時間・関係性・場は、別々の領域に見えて、ひとつの生命の中でつながっています。 身体の声を聴き、心の滞りをほどき、関係性の乱れを読み直し、場とのつながりを整える。
そのすべてを通して、自分自身と世界との関係がもう一度結び直されていく。

流れを失っていたものが、静かに通りはじめる。
離れていた感覚が、少しずつ戻ってくる。
自分と世界とのあいだに、新しい呼吸が生まれる。

ENKANは、そのための調律を行います。

病と障 状態異常の背後にある流れを読む

ENKANでは、人に起こる不調和を、身体や心に現れる状態異常として観察します。
そして、その状態異常がどこから生じているのかを、「病」と「障」という二つの観点から読み解いていきます。

痛み、こわばり、疲れ、重さ、違和感。
呼吸の浅さ、眠りの乱れ、消化の不調、冷え、緊張。
不安、怒り、悲しみ、焦り、虚しさ、言葉にしにくい生きづらさ。

これらは、身体や心に起こる状態異常です。ただし、状態異常そのものが、そのまま病であるとは限りません。また、状態異常そのものが、そのまま障であるとも限りません。

同じ痛みであっても、生命内部の流れの滞りから起こっている場合もあれば、自己と外界との関係の乱れから起こっている場合もあります。同じ不安であっても、身体や呼吸の乱れから生じている場合もあれば、人間関係、場、土地、過去の記憶との接続不全から生じている場合もあります。

ENKANでは、生命内部に生じる流れの滞りを「病」と呼びます。
そして、自己と外界との関係に生じる流れの滞りを「障」と呼びます。

病と障とは、状態異常を分類するための言葉ではありません。その背後で何が滞り、何との関係が乱れ、どこから流れを取り戻せるのかを観察するための視点です。

病とは何か

病とは、生命内部に生じる流れの滞りです。生命は本来、呼吸し、巡り、感じ、考え、動き、眠り、回復しながら、絶えず自らを調整しています。内側の流れが自然に通っているとき、身体や心は必要な反応を起こしながらも、次第に整い、回復し、また日常の流れへ戻っていきます。

しかし、過剰な緊張、蓄積した疲労、身体の使い方の偏り、未処理の感情、呼吸の乱れ、生活リズムの崩れ、長く続いた我慢などによって、内側の流れが滞ることがあります。

ENKANでは、その内側の滞りが、どのように身体や心の状態異常へつながっているのかを観察します。

どの流れが詰まっているのか。
どの反応が過剰になっているのか。
どの働きが弱くなっているのか。
どの感情や熱が内側に残り続けているのか。

病を観るとは、症状名を見ることではありません。生命内部で、何が通らなくなっているのかを読むことです。病を整えるとは、生命内部の流れを再び通していくことです。

障とは何か

障とは、自己と外界との関係に生じる流れの滞りです。人は、身体の内側だけで生きているわけではありません。家族、仕事、人間関係、住まい、土地、物、道具、場の空気、過去から続く記憶や関係性など、さまざまなものとのつながりの中で生命を保っています。

それらとの関係が自然に結ばれているとき、人は無理なく世界の中に流れることができます。 呼吸が通り、身体の感覚が保たれ、自分自身の感覚を失わずにいられます。しかし、自己と外界との関係に乱れが生じると、その影響は身体や心、生活の感覚に及んでいきます。

ENKANでは、その状態異常の背後に、外界との接続の乱れがあるのかを観察します。

距離が近すぎるのか。
関係が結ばれすぎているのか。
必要なつながりが切れているのか。
場の流れと身体の流れが合っていないのか。
過去の記憶や関係性が、現在の生命の流れに影響しているのか。

障を観るとは、外側に原因を押しつけることではありません。その人と外界とのあいだで、何が噛み合わなくなっているのかを読むことです。障を整えるとは、外界との関係を結び直すことです。

病と障は重なり合う

病と障は、完全に切り離されたものではありません。

生命内部の流れが滞れば、外界との関係の受け取り方にも変化が生じます。
身体が疲れていれば、人の言葉を強く受け取りすぎることがあります。
呼吸が浅くなっていれば、場の空気に敏感になりすぎることがあります。
感情が内側に残っていれば、関係性の中で同じ反応を繰り返しやすくなることがあります。

反対に、外界との関係に乱れが生じれば、その影響は生命内部の流れにも及びます。
人間関係、住まい、仕事場、土地、物、場の空気などとの接続が噛み合わなくなることで、身体や心の状態にも変化が現れることがあります。

つまり、病が障を生み、障が病を深めることがあります。また、病と障が同時に絡み合い、ひとつの状態異常として現れることもあります。だからこそ、ENKANでは状態異常だけを見て判断することはしません。

その状態異常の背後で、生命内部の流れに何が起こっているのか。 外界との関係にどのような乱れが生じているのか。 あるいは、その両方がどのように重なり合っているのか。

その構造を丁寧に観察していきます。

ENKANの調律

状態異常は、生命からの知らせです。
病は、生命内部の流れの滞りです。
障は、外界との関係の滞りです。

ENKANでは、この三つを混同せずに観察します。

痛みを消すことだけを目的にするのではなく、痛みが何を知らせているのかを読む。 不安を否定するのではなく、不安がどの流れの乱れから生じているのかを読む。 場の違和感を怖がるのではなく、その人と外界との関係がどこで噛み合わなくなっているのかを読む。

そのようにして、生命がどこで詰まり、どこから整い、どのように世界との関係を結び直していけるのかを観察していきます。

病を整えることは、内側の流れを通すこと。
障を整えることは、外界との関係を結び直すこと。

その両面から、生命が本来の流れを取り戻していくための調律を行います。

PLURIVERSAL ANATOMY 触覚風景によって病と障を観察する、多元的な解剖学

PLURIVERSAL ANATOMYとは、身体・心・関係性・場に生じる不調和を、触覚風景によって観察するENKAN独自の解剖学です。

一般的な解剖学では、身体を筋肉、骨格、神経、内臓、血管などの構造として観察します。それは、人の身体を理解するうえで欠かすことのできない大切な視点です。

けれども、人の状態異常は、肉体の構造だけで説明できるものばかりではありません。
身体の中で実際に起こっている物質的な変化。過去の感情や記憶が身体に残した反応。
人間関係、土地、住まい、物、場の空気、不可視領域との関係によって生じる影響。

それらは一見、別々のもののように見えます。しかし実際には、ひとつの身体の上に重なり合い、痛み、重さ、違和感、感情の乱れ、生きづらさといった状態異常として現れることがあります。

ENKANでは、その重なり合った生命の状態を観察するために、触覚風景という技術を用います。

触覚風景とは

触覚風景とは、身体に触れることによって、その場所で何が起こっているのかを感知する観測技術です。

ここでいう触覚とは、単に皮膚で硬さや柔らかさを感じることではありません。また、感覚的な印象やイメージを読むことでもありません。触覚風景では、その部位で現実に起こっている変化と、その背景にある生命の流れを同時に観察します。

身体内部で起こっている物質的・構造的な変化。
身体に残っている心理的な反応。
自己と外界とのあいだに生じる接続の乱れ。

それらを、身体に現れる反応として読み取っていきます。

三つの観察領域

ENKANでは、触覚風景による観察を、大きく三つの領域に分けて捉えています。

1. 認知領域
認知領域では、身体で現実に起こっている物質的・構造的・生理的な変化を観察します。
炎症反応、ウイルスや細菌などの影響、骨折や損傷の反応、重金属や化学物質による負荷、神経の断絶や伝達の乱れ。
血管、筋肉、靭帯、腱、内臓、膜組織などの損傷や緊張。
循環の滞り、熱のこもり、冷え、水分の停滞、硬化、沈着、圧迫、癒着。
こうした身体の中で実際に起こっている変化を、触覚風景によって観察していきます。

2. 心理領域
心理領域では、身体に残っている感情や記憶、思考の反復、心理的な緊張を観察します。
怒り、悲しみ、不安、恐れ、焦り、諦め、虚しさなど、どの感情がどこに滞っているのか。
過去の出来事が、どのような反応として身体に残っているのか。
繰り返される思考や心理的な緊張が、どの部位に影響しているのか。
触覚風景では、心理的な反応を頭の中だけの問題として扱いません。
感情や記憶もまた、身体に具体的な反応として残り、生命の流れに影響しているものとして観察します。

3. 不可視領域
不可視領域では、身体の内側だけでは説明しきれない接続の乱れを観察します。
人間関係。家族。土地。住まい。物や道具。場の空気。過去から続く関係性。霊的・象徴的な影響。
こうした自己と外界とのあいだに生じる影響を、身体に現れる反応として読み取っていきます。

重なり合う生命の状態を観る

認知領域、心理領域、不可視領域は、はっきりと分かれて存在しているわけではありません。

身体に起こっている物質的な変化が、心理的な緊張と結びついていることがあります。
過去の感情の滞りが、身体の痛みやこわばりとして残っていることがあります。
場や人間関係との接続の乱れが、身体の重さや違和感として現れることがあります。
反対に、身体内部の滞りが、外界との関係の受け取り方を変えてしまうこともあります。

PLURIVERSE ANATOMYでは、これらを別々の問題として切り離すのではなく、ひとつの生命現象として観察します。

その状態異常は、身体内部の流れの滞りとして起こっているのか。
心理的な反応が身体に残っているのか。
外界との関係に生じた乱れが影響しているのか。
あるいは、それらが複数重なり合っているのか。

触覚風景を通して、その場所で現実に起こっていることを観察し、同時に、その背後にある病と障の構造を読み解いていきます。

病と障を見立てるための観察体系

病とは、生命内部の流れの滞りです。
障とは、自己と外界との関係に生じる流れの滞りです。

PLURIVERSE ANATOMYは、その病と障を見立てるための基礎となる観察体系です。

身体を入口として、生命の状態を読む。
触覚によって、可視領域と不可視領域の両方を観察する。
その人の中で何が起こり、何が滞り、何との関係が乱れ、どこから流れを取り戻せるのかを見定める。

それが、ENKANにおける PLURIVERSE ANATOMY です。

身体と心に現れた状態異常を整える調律 身体と心に現れた状態異常を整える調律

Boby & Mind Tuningとは、身体と心に現れている状態異常を観察し、生命内部の流れを整えていくENKANの基本となる調律です。

痛み、こわばり、疲れ、重さ、違和感。呼吸の浅さ、眠りの乱れ、消化の不調、冷え、緊張。
不安、怒り、悲しみ、焦り、虚しさ、言葉にしにくい生きづらさ。

原因がはっきりしない不定愁訴や、医学的に病名がつく不調も対象となります。ENKANでは、これらを単に症状名として見るのではなく、身体と心に現れている状態異常として観察します。そして、その背後で生命内部の流れにどのような滞りが生じているのかを読み取り、必要な調律を行っていきます。

身体と心をひとつの流れとして観る

ENKANでは、身体と心を別々のものとして扱いません。

身体の緊張が呼吸を浅くし、呼吸の浅さが感情の流れを変えることがあります。感情のわだかまりが身体のこわばりとして残り、身体のこわばりがさらに思考や感情の反応を固定していくこともあります。

身体は心の影響を受け、心は身体の状態に影響されています。その両方は、呼吸、姿勢、感情、記憶、生活のリズム、日々の緊張や疲労の積み重なりの中で、互いに変化し続けています。

BODY & MIND TUNINGでは、触覚風景によって、身体のその場所で何が起こっているのかを観察します。筋肉や組織の緊張、循環の滞り、熱のこもりや冷え、神経の伝達の乱れ、身体内部で起こっている損傷や負荷。さらに、感情や記憶が身体に残した反応、心理的な緊張がどの部位に影響しているのかも観察していきます。

そうした身体と心にまたがる状態を読み取りながら、その人の生命内部で、どの流れが滞り、どの反応が過剰になり、どの働きが弱くなっているのかを見立てていきます。

内側の流れを整える

ENKANでは、生命内部の流れの滞りを「病」と呼びます。ここでいう病とは、病名のことではありません。痛みや不安そのもののことでもありません。それらの状態異常を生じさせている、内側の流れの詰まり、偏り、過剰、不足のことです。

BODY & MIND TUNINGは、この内側の流れを整えるための調律です。

こわばった身体をゆるめる。 滞った流れを通す。
呼吸が入りやすい状態へ導く。
過剰な緊張をほどく。
身体に残った感情の反応をほどく。
失われていた感覚や動きのつながりを取り戻していく。

それは、単に筋肉をほぐすことではありません。また、心を無理に前向きにすることでもありません。身体に触れ、状態を観察し、その人の生命がどこで詰まり、どこから流れを取り戻そうとしているのかを見極めながら、必要なところに必要な調律を行っていきます。

施術について

施術時間は、基本的に40〜50分です。

施術は、椅子に座っていただき、お話をしながら進めていきます。必要に応じて身体に触れながら、触覚風景によって状態を観察し、身体と心に現れている反応を読み取っていきます。

強く押したり、無理に動かしたり、痛みを伴うような施術は行いません。身体に触れる場合も、ほんの少し触れる程度で、その人の状態に合わせて静かに調律を進めます。

施術中・施術後の反応

施術中には、身体の感覚が変わる、呼吸が深くなる、身体が温かくなる、重さが抜ける、眠気が出る、感情が動く、過去の記憶が浮かぶ、緊張していた場所がゆるむ、といった反応が起こることがあります。

大きなわだかまりや深い滞りを扱った場合、施術後に一時的な疲れ、眠気、だるさ、感情の揺れが出ることもあります。これは、滞っていた流れが動きはじめたときに起こる反応として見られることがあります。

多くの場合、施術後は身体や呼吸が軽くなり、感覚がすっきりし、自分自身の状態を取り戻したように感じられます。

調律の目安

状態が軽い場合や、流れの滞りが浅い場合は、一度の施術で変化を感じられることもあります。

一方で、長く続いている症状、慢性的な疲労、複雑な心理的わだかまり、生活環境や人間関係の影響が絡んでいる場合は、何度か継続して観察と調律を行う必要があります。

基本的には、40日に一度を目安に施術を行います。定期的に身体と心の状態を観察し、生命の流れが大きく乱れる前に整えていくことで、日々の生活をより自然に保ちやすくなります。

医療行為について

ENKANの調律は、医療行為ではありません。
病気を診断したり、医学的な治療の代わりを行ったりするものではありません。

医療が主に病名や検査結果、身体機能の異常をもとに状態を捉えるのに対し、ENKANでは、身体・心・感情・記憶・生活・関係性・場とのつながりまで含めて、生命全体の流れを観察します。

必要に応じて医療機関での検査や治療を受けることも大切にしながら、ENKANでは、医療だけでは捉えきれない生命の状態に対して、別の角度から観察と調律を行っていきます。

TOPOLOGICAL TUNING 場・土地・関係性によって生じた障を整える調律

TOPOLOGICAL TUNINGとは、自分を取り巻く世界との関係によって生じた障を観察し、その接続の乱れを整えていくENKANの調律です。

BODY & MIND TUNINGが、主に身体と心に現れた状態異常から生命内部の流れを整えていく調律であるのに対し、TOPOLOGICAL TUNINGでは、場・土地・物・人間関係・不可視領域などとの関係によって生じた障を扱います。人は、身体の内側だけで生きているわけではありません。私たちは、自分を取り巻くさまざまなものとのつながりの中で生きています。

TOPOLOGICAL TUNINGでは、主に三つの領域を扱います。

「空間の領域」・・・自己と土地、住まい、部屋などの空間を構成する要素の配置のバランス。
「人的関係性の領域」・・・人間関係、家族関係、仕事場など。
「不可視領域」・・・過去から続く土地の記憶、場に残る影響、霊的な領域を含む、目には見えにくい接続の乱れ。

これらは別々に存在しているようでいて、実際には互いに重なり合っています。住まいの状態が身体に影響することもあれば、人間関係の緊張が場の感覚を変えることもあります。過去から続く関係性や不可視領域の影響が、現在の身体や心に反応として現れることもあります。そのつながりに乱れが生じると、身体や心、生活の感覚に影響が現れることがあります。

ある場所に行くと、身体が重くなる。
家にいるのに、なぜか休まらない。
特定の人や物との関係の中で、自分の感覚が乱れる。
原因のはっきりしない違和感が、特定の場や関係性の中で繰り返される。

TOPOLOGICAL TUNINGでは、こうした状態を、単なる気のせいとして片づけるのではなく、自分を取り巻く世界との接続の乱れとして観察します。

触覚風景による観察

TOPOLOGICAL TUNINGでは、接続の乱れを触覚風景によって観察します。身体に触れることで、その状態異常が身体内部の問題として起こっているのか、自分を取り巻く世界との関係によって生じているのか、あるいはその両方が重なっているのかを読み取っていきます。

必要に応じて、住まい、土地、物、家族関係、仕事場など、その人を取り巻く環境や接続の状態も観察します。TOPOLOGICAL TUNINGで扱うのは、目に見えるものだけではありません。けれど、見えないものを特別視するわけでもありません。大切なのは、その人の身体や感覚に、何がどのような影響として現れているのかを観ることです。

関係を結び直す

TOPOLOGICAL TUNINGでは、自己と外界との関係を、現在の生命の流れに合う形へ整えていきます。

近すぎるものは、適切な距離へ。
切れているものは、必要な形で結び直す。
過剰に影響しているものは、流れをほどく。
場と身体の噛み合わなさは、調律によって整える。
過去から続く関係性は、現在の状態に合う形へ整理していく。

TOPOLOGICAL TUNINGとは、自己と外界との関係を結び直す調律です。

調律について

TOPOLOGICAL TUNINGは、通常の施術の中で必要に応じて行う場合があります。
また、土地・住まい・物・場などを対象に、個別に行う場合もあります。

身体に現れている反応を観察しながら、その背後にある外界との接続を読み取り、必要な調律を行います。住まい、土地、物、家族関係、仕事場などが関わる場合は、写真や情報をもとに観察することがありますし、必要に応じて、現地での調律を行う場合もあります。

調律後の反応

調律後には、身体が軽くなる、呼吸が通る、場の空気が変わったように感じる、家にいて休まりやすくなる、特定の人や場所への反応が弱まる、思考や感情の重さが抜ける、といった変化が起こることがあります。

一方で、長く滞っていた関係性や場の乱れが動きはじめることで、一時的に眠気、だるさ、感情の揺れ、身体の重さ、環境の変化に対する違和感が出ることもあります。これは、固まっていた接続がほどけ、流れが組み替わりはじめたときに起こる反応として見られることがあります。見えるものも、見えないものも、その人の生命に影響しているものを観察し、必要な関係を整えていく。

身体を通して外界との関係を読み、場を通して身体の反応を読み、その人が世界の中で自然に流れはじめるための接続を整える。それが、ENKANにおける TOPOLOGICAL TUNING です。

現象の式を構築する研究 現象の式を構築する研究

PHENOMEGRAPHは、ENKANの観察技術と調律技術を深めるために行っている、式の構築研究です。

これは、直接的な施術メニューではありません。けれど、触覚風景による観察や、病と障の見立て、調律技術をより精密にしていくための大切な研究領域です。ひとつの状態異常や現象の背後には、いくつもの要素が重なり合い、関係し合っていることがあります。

PHENOMEGRAPHでは、その現象がどのような関係の中で立ち上がっているのかを読み解き、式として組み立てていきます。ここでいう式とは、数式だけを意味するものではありません。 現象を成り立たせている関係、配置、順序、作用、反応、変化の流れを捉えるための構造です。

何と何が結びつくことで、ひとつの現象が立ち上がるのか。
どの要素が重なることで、状態が変化するのか。
どの順序で働きかけることで、流れが変わるのか。
どの配置によって、別の現象が生まれるのか。

PHENOMEGRAPHでは、現象を固定された意味に当てはめるのではなく、現象そのものがどのように生まれているのかを探究していきます。目的は、現象を分類することではありません。その背後にある関係や配置、順序や作用、変化の流れを読み解き、現象の成り立ちを式として構築することです。

この研究によって構築された式は、ENKANの施術技術や観察体系を育てる土台となります。 また、その過程から生まれた図像、道具、記述物、作品などは、プロダクトとして不定期に制作・販売することがあります。

それらは施術そのものではありません。
PHENOMEGRAPHによって見出された構造や式を、別のかたちで外へ開いたものです。PHENOMEGRAPHとは、現象をただ観察するための技術ではありません。現象を生み出す構造を探究し、その式を構築していくための研究です。

TSUKUMO -99- 物・道具・作品との関係を整える調律

TSUKUMO-99-とは、人と物とのあいだに生じる関係を観察し、その接続を整えていくENKANの調律です。

私たちは、身体や心だけで生きているわけではありません。日々触れる道具、長く使ってきた物、受け継がれてきた品、身につけるもの、空間の中に置かれた作品やオブジェクトなど、さまざまな物との関係の中でも、身体の感覚や場の流れは変化しています。

ある物を持つと身体が重くなることもあれば、特定の道具に触れることで感覚が整うこともあります。それは単なる好みや気分ではなく、人と物とのあいだに生じている接続の状態として観察できるものです。

TSUKUMO-99-では、物をただの所有物として見るのではなく、人の生命や場の流れと関係しながら存在しているものとして観察します。物には、使われてきた時間が宿り、置かれてきた場所の影響が残り、触れてきた人との関係が帯びられています。そして、その物と向き合う人の身体や感覚にも、何らかの反応が起こります。

ENKANでは、触覚風景によって、物と人とのあいだにどのような接続が生じているのかを観察します。その物が持ち主や場と自然に噛み合っているのか、本来の働きを失っていないか、過剰に影響しているのか、あるいは必要なつながりが切れているのか。そうした関係の状態を読み取り、必要に応じて調律を行います。

TSUKUMO-99-は、物を特別視するためのものではありません。物に原因を押しつけるためのものでもありません。大切なのは、人と物との関係が、現在の生命の流れに合っているかどうかを観ることです。

調律では、物に残った滞りをほどき、持ち主や場との関係を整え、その物が自然に働ける状態へ導いていきます。物との関係が整うことで、空間の感覚が変わり、身体が軽くなり、使う人の感覚が通りやすくなることがあります。

TSUKUMO-99-とは、物に宿る時間と関係を読み、人と物とのあいだにもう一度流れを通していく調律です。

ENKAN SESSION 調律料金・予約

ENKANの調律は、完全予約制で行っています。
対面SESSION、ONLINE SESSIONともに、その方の状態に合わせて、身体・心・関係性・場に現れている反応を観察し、必要な調律を行います。

1. 営業時間内 SESSION

対面SESSION / ONLINE SESSION

調律時間:50分
基本料金:¥13,000 税込

調律内容に、ご家族、土地、居住空間、お墓に関する内容が含まれる場合は、追加料金として+¥3,000を頂戴いたします。

2. ENKAN Emergency Session

営業時間外でのONLINE対応です。
写真、Zoomともに対応可能です。

料金:¥22,000 税込

急な不調や、早めの観察・調律が必要な場合にご利用いただけます。
※営業時間外の対応は、状況によりお受けできない場合があります。

3. 現地入り案件

土地、水脈、墓、古物の浄化・調整など、現地での観察と調律が必要な案件に対応します。

調律料金:¥150,000〜 税込
交通費:別途

事前にご相談内容を確認したうえで、必要な調律内容を見立てていきます。

4. ENKAN Premium

年間8回の調律枠を先行して確保できる、年間予約権です。

年間料金:¥33,000 税込
内容:年間8回の施術先行予約権
※先行予約権のみの料金です。毎回の施術料金は別途必要です。

各施術会場である東京都・新潟県を合わせて、合計80名様限定でご案内いたします。
ENKAN Premiumでは、年間8回分の施術枠を優先的に確保できます。
指定されたご予約枠は、ご本人だけでなく、ご家族やご友人にもご利用いただけます。

ENKAN Premium 会員

ENKAN Premium会員の方は、通常施術を会員価格で受けていただけます。

会員価格:¥12,000 税込

調律内容に、ご家族、土地、居住空間、お墓に関する内容が含まれる場合は、追加料金として+¥3,000を頂戴いたします。

また、会員限定日のご予約が可能です。
ご予約は先着順となります。

先行予約権では、お2人様分、合計2枠までご予約いただけます。

時間外ONLINE SESSION 会員割引

ENKAN Premium会員の方は、営業時間外でのONLINE対応を特別料金でご利用いただけます。

写真でのONLINE SESSION:¥9,900 税込
ZoomでのONLINE SESSION:¥12,000 税込

通常、営業時間外での緊急ONLINE対応は¥22,000税込ですが、会員の方は上記料金にてご利用いただけます。

※営業時間外の対応は、状況によりお受けできない場合があります。

PHENOMEGRAPHによる1年間の運気管理

ENKAN Premiumには、ENKAN制作のPHENOMEGRAPHによる1年間の運気管理が含まれます。

PHENOMEGRAPHの式によって、その年の運気の流れを自動管理します。個別の鑑定や継続的な助言を行うものではなく、PHENOMEGRAPHによって構築された式を通して、1年間の流れを整えるための仕組みです。

ご予約について

ご予約は、HPのCONTACTよりお願いいたします。

はじめての方は、現在気になっていることを簡単にお知らせください。
身体の不調、心の状態、人間関係、住まい、土地、物、場の違和感など、うまく言葉にできなくても大丈夫です。
お話を伺いながら、どこに流れの滞りがあり、どのような調律が必要かを観察していきます。